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くじらの絵を描く廉(齋藤隆成)。
「僕、くじらって好き。どうして水族館には、くじらがいないの?」
廉の質問に困る菜緒。
「あ、でも知ってる?くじらって、くじら同士の特殊な鳴き声で、
すごい遠くまで届くんだって。」
「あ、俺それ知ってる!200キロぐらい離れていても、くじら同士なら交信出来る。」
「え?じゃあ200キロ離れててもおしゃべり出来るんだね。」
「くじらにしかわからない鳴き声。秘密の話が出来るよ。」
「うちにいっぱいボルトあるでしょ。
その中に、いくつか形の変なのがあって、使えないんだ。
そういうの、不良品っていうんだよね。」
「うん。」
「僕は神様が作った不良品なんだ。」
「そんなことないよ!
廉君は、不良品なんかじゃないよ!
廉君は・・・空の星が、何かの間違いで、
一つだけ落っこちてきた感じ。
それも、いっちばん綺麗なやつ!」
「空の星?」
「そう!だって、すっごい綺麗な目してるし、
可愛いし、いい子だもの!
私がもし本当のお姉さんだったら、
宝石みたいに、大事に大事にしまっておきたくなっちゃう。
毎晩抱いて寝るよ!」
「本当?」
「本当!」
「それに、
このままだと、野球なんてずっとやれないんじゃないかって
思うんだ・・・。」
「僕、くじらって好き。どうして水族館には、くじらがいないの?」
廉の質問に困る菜緒。
「あ、でも知ってる?くじらって、くじら同士の特殊な鳴き声で、
すごい遠くまで届くんだって。」
「あ、俺それ知ってる!200キロぐらい離れていても、くじら同士なら交信出来る。」
「え?じゃあ200キロ離れててもおしゃべり出来るんだね。」
「くじらにしかわからない鳴き声。秘密の話が出来るよ。」
「うちにいっぱいボルトあるでしょ。
その中に、いくつか形の変なのがあって、使えないんだ。
そういうの、不良品っていうんだよね。」
「うん。」
「僕は神様が作った不良品なんだ。」
「そんなことないよ!
廉君は、不良品なんかじゃないよ!
廉君は・・・空の星が、何かの間違いで、
一つだけ落っこちてきた感じ。
それも、いっちばん綺麗なやつ!」
「空の星?」
「そう!だって、すっごい綺麗な目してるし、
可愛いし、いい子だもの!
私がもし本当のお姉さんだったら、
宝石みたいに、大事に大事にしまっておきたくなっちゃう。
毎晩抱いて寝るよ!」
「本当?」
「本当!」
「それに、
このままだと、野球なんてずっとやれないんじゃないかって
思うんだ・・・。」
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